Desafio

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【出会いから自立へ】

今日で中学3年生達がスクールを卒業していった。

出会ってから今に至までの成長プロセスを近くで見て来たが、成長し続けるという事がどれだけ難しい事なのか身を持って知っている。

君達の努力と成長を続けてきたプロセスという経験は、これからのサッカーや人生の中で必ず役に立つだろう。

しかし、まだまだ未熟な君達は成長を続けていく必要があるし、これからも今まで以上に厳しい事にチャレンジしていかなくてはいけないと思う。

夢や目標は高く持とう。

そして常に君達をサポートしてくれている人達に感謝の気持ちを忘れない事。

謙虚さを忘れずに、どんな事があっても諦めずチャレンジをしていこう。

正しい努力は必ず報われる。

心から君達の成長と成功を祈っている。

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【無駄の無いプレー】

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サッカー選手として大切な技術と判断。

技術が高い選手は、当然ミスが少ない。

ミスが少ない選手は、そのミスを修正する時に起きる余計なボールコントロールや余計な体の動きが少なくなる。

ボールコントロールという技術に連動した時の体の動きの起動も無駄がなくなるという事になり、力任せだったりスピードに頼ったプレーにも変化が現れ、それが結果に直結する。

年齢が若ければ身体的な強さを持っていてあたりまえで、技術が高く経験豊富なベテランの選手が若い選手以上に活躍できる理由はこういったところにもある。

ゲーム感覚の中でも同じ事は言える。

広いフィールドの中で、無駄のないポジショニングや状況を把握し常に先のプレーを読み無駄な動きを無くす事で自分の能力を最大限に引き出す方法を知っている。

世界には若くして圧倒的な高い技術を持ち、成熟した判断能力を身に付けている選手もたくさん存在する。

サッカーの中で生きる技術を意識し、それを極める努力を続けていく事は永遠の課題。

世界のトップに君臨する選手達が持つ圧倒的で無駄の無い技術と、それをグランドの中で表現する力の美しさを、世界では芸術家の絵と同じように値が付けられない程の価値があるものとされている。

世界と日本では、サッカーの技術にたいする価値観に大きな違いを感じる。

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【あたりまえ】

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この画像を見て何を想像できる?

2人の子供がサッカーをしている状況。

きっとソックスを履いている子の靴を裸足の子が借りてプレーしているのだろう。

素足でボールを触る感覚が良いとか悪いという話は抜きにして、大切なのは誰に何を言われなくても自分の利き足でボールを触る方に靴を履いているという事とこのキープの仕方。

自然なボールの持ち方に至るまでの感覚がこの画像では分かりやすく現れている。

ボールの持ち方、体の使い方、手の使い方、自分でこうする事でボールを取られないという感覚を自然と身に付けていくし、これが誰に言われなくても自然にできる感覚を持っていないとブラジルでは選手として生き残っていけない。

でも、こんな考えたらあたりまえの事すら日本の日常で起きる事を想像できない。

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【センス】

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自分が考える成長に必要なセンスとは身体的な能力という以外の部分で感じる事が多い。

上手くなる事にたいして常に謙虚。

柔軟性のある頭を持っている。

正しい事を直感的に感じる力を持っている。

どんな事に対しても考えて打開できる力を持っている。

自分の信念の為に努力をする事を苦だと思わない。

向上心を持ち続ける事ができる。

こういった人間の内面的な目に見えない事がサッカーの成長を大きく左右する。

自分におごらず上手くなる事にたいして常に謙虚で柔軟性のある頭を持ち、自分自身で感じ、考え、努力し、成長出来る方向性を見出す事が可能な意識を既に持っている選手。

こんな人間性を最初から持った選手であれば誰の力を借りなくても一人で成長していけるだろう。

しかし実際には最初からこういった内面的な力を持っている選手は少ない。

自分自身の力だけでの成長に限界があったそしても、それを経験してきた人との出会いによってその選手の持っている可能性を引き出す事は不可能ではない。

選手が技術的に成長する裏には、こういった人間性の成長が必ず必要になる。

指導者という立場の人間は選手の技術だけを伸ばして成長させられる訳ではない。

表面的な方法論ではなく、その指導者と呼ばれる人間がどうやって生きているかという事まで問われているような気がしてならない。

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【上手くなれる可能性】

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練習のための練習をする日本。

サッカーのためにサッカーをするブラジル。

何がサッカーなのかを知らない日本。

何がサッカーなのかを知っているブラジル。

上手くなれない考え方と上手くなれないトレーニング。

上手くなれる考え方と上手くなれるトレーニング。

どれだけ練習量を増やしても、上手くなれない考え方とトレーニングを続けていれば成長する事は出来ない。

いまの自分の努力はどっちの方向へ向いている?

育成年代の選手達の誰にでも上手くなれる可能性はあるが、全ての選手が上手くなる事が出来ない理由は単純なところにある。

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【逃げ出したいと思う気持ち】

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ブラジルでチームに所属すると、ほとんどのチームには寮があり家を離れてその寮にチームメイトと一緒に暮らしながらサッカーに集中できる毎日を過ごす。

日本のように義務教育の学校にも行けないほど貧しい選手達も多く、チームに入るとそういった学費面や食事、宿舎などのサポートと少しの給与も与えられる。

そうやってプロのチームを持つ下部組織に実力でテストに合格し集まった選手達が段階を経てプロを目指すが、上のカテゴリーに上がっていける選手は少数で、更にプロ契約となるとかなりの人数の選手達は契約を切られてしまう。

プロのサッカー選手として成功するには競争率が非常高く厳し環境ではあるが、サッカーでの才能を認められると、選手としてだけではなく人としての成長をサポートしてもらえるメリットがある。

ただそういった環境に入る事ができた才能を持った選手でさえ、家族愛が強いブラジル人はホームシックに掛かる選手も居る。

ワールドカップに4回出場し3回優勝、生涯1000ゴール以上の記録を持つサッカーの神様ペレでさえ育成年代の時期に寮を飛び出して逃げ出そうとした事があるが、たまたまそれを説得して止める人が居たのでチームに留まりその後の活躍がある。

もし、その時にペレが家に帰っていたとしたら今の存在はなかったかもしれない。

自分自身もプレッシャーに押しつぶされそうになって逃げ出したいと思った事もあるが、その度に逃げ出さずにチャレンジすると自分の中でひとつ壁を越えられたという感覚があった。

厳しい状況に自分が置かれた時に逃げ出したいと思う気持ちは誰にでもある。

そういった状況で自分自身で気持ちを奮い立たせてチャレンジを続けられる人間だけではないし、そんな時にこそ回りにいる人間がどうやって選手をサポートしてあげられるのかによって、その後の選手の人生は大きく変わる。

逃げたいと思う気持ちが駄目なんじゃない。

そういった弱さすら自分自身だと受け入れる勇気を持ち諦めずにチャレンジしていけば必ず成長できるし、道は開きチャンスは与えられる。

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【Sao Bernardo do Campo】

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自分がブラジルでユース年代からプロ契約まで長い時間を過ごしたチーム。

Baetãoという名のスタジアムで、サンパウロのビッグチームのように金銭的な余裕もなく、お世辞にも大きなスタジアムとは言えないが歴史もあり名選手達もここでプレーしてきている。

このスタジアムでトレーニングや試合をしたり、観客席やスタジアムの外周りを走ったりと、隅々まで当時自分がどんな気持ちで何をしていたのかという記憶が鮮明に全て蘇る。

選手の頃の写真はもう何も残っていない。

その頃は自分に常に納得がいかずに、こんな自分で終わったら全て何もないものと一緒だから残す必要もないと考えていた。

あった写真も全て捨ててしまったし、記念に残すという感覚も全くなかった。

今となっては自分のサッカーと頭の中の苦い記憶だけが残っている。

プロを目指し、プロになって更に厳しい環境におかれ、多くの挫折を経験しそれでもまだサッカーを続けさせてもらえている。

選手も指導者もプロという事に何も変わりはない。

自分がやりたいという気持ちだけで続けられるものでもない。

プロという名前がつく限り存在価値が無く必要とされなくなったらそれで終わり。

だからこそ、いま自分がそこに居る価値を持てるような努力を日々していかなくてはいけないと思っている。

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【感覚】

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サッカー選手にとって大切なのは自分自身の感覚。

サッカーをプレーする為に必要な様々な感覚。

この自分自身の中にある感覚を全て人に100%伝える事は難しい。

自分自身が見てきた事、考えてきた事、経験してきた事、その他多くの事を含めた非常に複雑な感覚なのだからそれはあたりまえなのかもしれない。

この感覚は良いとか、この感覚は違うとか、子供の頃からブラジルでの選手の頃に自分自身で色々と考えながらサッカーをしてきたが、指導者という立場になると今まで以上にそういった感覚を具体的な言葉にしたり分かりやすくプレーで表現して見せる必要がある。

それでも到底全ての感覚を伝えられる訳ではないが、自分が経験してきた事を再確認したり感覚を選手に伝える作業によって自分自身が更に成長できるという事が分かった。

感覚を具体的に考えるという事の大切さを指導者になって初めて少し理解できたのかもしれない。

これからも自分がプロとして経験してきた事やこれから自身が成長していき経験していく事を選手ひとりひとりの最大限の成長に繋がるようにしっかりと伝えていきたい。

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【伸びる時期】

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これから暖かい季節に入り1年を通しても選手の能力が一番伸びる時期のひとつが春です。

もちろん日々の考え方やトレーニングをしっかりとやっていればという条件ですが、コツコツと基礎を積み重ねてきた選手はこの時期に必ず飛躍的な成長をします。

技術を目に見えた成長として保護者の方が判断する事はなかなか難しいと思いますが、たとえば単純にゲームの中でボールを奪われなくなるとか、リフティングをしていて記録が出る事で本人のモチベーションが更に上がったりと、選手が自身で積み重ねてきたプロセスが目に見えた結果になって現れ始める時期です。

保護者の方々の目線で考えると、自分の子供の成長を常に心配されていると思います。

スクールでは、プロのコーチが責任を持ってしっかりとひとりひとりの選手を最大限に伸ばす努力をしていきますので安心して頂けたらと思っております。

それでもやはり心配になる事もあると思いますので、お近くのコーチやフロントスタッフに是非お気軽に声をかけて頂けると幸いです。

選手を中心にして、指導者と保護者がどういったバランスで選手をサポートするのがベストなのかをしっかり考え、選手の最大限の成長を可能に出来たらと思います。


宜しくお願い致します。

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【目の前にある現実】

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グランドに入って自分がどれだけプレーできているのか。

ゲームの中で自分がボールを持てるか持てないかでその応えはすぐに出る。

目の前に起きている現実から逃げずにしっかりと受け止められているか。

そして何が出来ていて何が出来ていないのか客観的に考えられているか。

常に謙虚に、常に向上心を忘れずに、目指すものは高く成長し続けていく為には目の前にある現実を受け止められる強さが必要になる。

できない大人が作った間違った現実じゃなく、自分がグランドの中で直接感じる事。

メッシのようになりたいと思うなら、そこまで上手くなり続けるしかない。

もし自分の技術が、相手の体の大きさや、強さ、スピードに負けてしまうようでは全然足りないという事。

誰にも負けない技術を身に付けられるように現実を受け止めチャレンジできる強い心を持とう。

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【Jogador Brasileiros】

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DJALMINHA X GALLO

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自分がブラジルに居た頃の偉大な選手達。

プロのサッカー選手になるのは簡単な事ではないと身を持って教えている。

こんな選手達のようにプレーしたいという夢を多くの子供達へ与え、日々の生活にサッカーという熱と希望をサポーターに与え、経済的に苦しく治安が悪いブラジルという国にブラジル人である誇りを国民に与えている。

自分がいまもサッカーを続けていられるのも彼等から貰った物。

14年間ブラジルで生活していると、日本に居ても常に自分の心の半分はブラジルにある。

セレソンの試合があると、心の底からサポーターの目線で応援してしまう。

映像だけでは伝わらない、ましてや言葉や文字では決してその凄さは理解できない。


本物のプロの選手達のプレーにサッカー大国ブラジルの威信と歴史は支えられている。

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【自分の頭にあったイメージ】

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dinho X SAVIO

自分が子供の頃にプロのサッカー選手になろうと決めて毎日サッカーをしていた時に常に頭の中にあったのは、「自分のイメージ通りにもしボールをコントロールできる技術があれば絶対にどこでもプレーできる。」というもの。

それは常に明確でハッキリとしていた訳ではないが、頭の中に白いボールのイメージがあってその時のボールタッチの感覚だったり体の使い方だったり色々なイメージが常に変化しながらあってそれを常に追いかけてサッカーをしていた。

中学校の時にブラジルに行こうと思ったのも、自分のそのイメージを具体的に出来ればチャンスは必ずあると信じていたから。

でも実際にブラジルに行ってみると、そのイメージなんてあっという間に吹き飛んでしまうくらいの遥かに想像を超えた感覚のサッカーを目のあたりにしてしまった。

テレビやビデオの映像なんて100分の1にも満たない情報で、実際にブラジル人のサッカーを感じて彼等のセンスや技術を具体的にする能力は衝撃的だった。

ブラジル人の体の中のDNAにはサッカーの血が流れている。

そんな彼等とのサッカーは一生忘れる事はできないだろう。

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【ボールを持つ事のイメージ】

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「ボールを持てる技術や感覚」というのは、サッカーをする為に一番最初に身に付けなくてはいけない感覚。

この感覚があるかないかという部分で成長のスピードは大きく変わってくる。

世界中のサッカー先進国では子供達がストリートサッカーをしているが、自分がボールを持てなかったら何も面白くないし、まず意地でもボールを奪われないように必死になってプレーをするところからサッカーをはじめる。

どうしたら一番ボールを奪われないかという事を自分で考えながらプレーしていく事で、どういうかたちでボールを持つ事がベストなのか感覚的に身に付けていく。

プロチームの下部組織に入団テストに来る選手達が最初の扉を開く時点では既にボールを持つ感覚なんて持っていてあたりまえの事で、そのレベルに達していなければテストを通る事はできない。

ボールを持てるからこそそこから先に繋がるプレーをイメージできるし、技術の精度を上げる意味にしても、その感覚がなくてはただの表面的で中身も無く実戦に生かされる事はないだろう。

結局どのレベルにおいてもボールを持つ感覚を身に付けていない選手が次のステップへ進む事は絶対に出来ないという事。

ボールを持てない指導者がサッカーを教えている日本の育成年代の環境で、ボールを持つ感覚を身に付けられる選手が育つとは到底思えない。

そうなると世界のトッププレイヤーを見て、そこから学ぶしかない。

狭い感覚に捕われずに自分が将来そこで実際にプレーするイメージを持ち、世界を目指してボールを持てる感覚を身に付けていこう。

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【モチベーション】

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選手ひとりひとりの成長スピードが全く同じという事はありえない。

選手が置かれている生活環境も心も体もひとりひとり全てが違うのに、外から大人が選手同士を比べて天秤に掛ける事に何もプラスはない。

なにより大切な事は、その選手自身の成長であって、それが周りとの比較であってはいけない。

そして成長する為最もに大切な「上手くなりたい」というモチベーションも、サッカーを始めてから永遠と上がり続ける訳ではない。

気持ちが上向きの時もあれば、落ち込む事もある。

これは人間なんだからあたりまえの事。

モチベーションが上がった時に成長出来るのは当たり前の事だが、大切なのは落ちた時に周りの大人がどうやって選手をサポート出来るか。

特に育成年代の選手が、自分の技術不足によって起きるモチベーション低下なんてあってあたりまえの事で、全くプレーが出来ていないのに自信に満ちあふれている選手なんて逆にありえないし、人は一度駄目だと思った後に這い上がっていく事で、落ちる前よりも更に大きな力を発揮できるもの。

「成長し続ける」という事は、常にこのモチベーションのアップダウンの繰り返し。

成長過程の途中である育成年代の選手は成人した選手より感受性が強いため、特にこのモチベーションのアップダウンは激しくなるのが普通だが、この感受性の強さがあるからこそ成長するスピードが速いのも事実。

本来はどっしりと構えて選手をサポートするはずの大人が、選手以上にちょっとした事で過剰に一喜一憂してしまっては、その大人のモチベーションのアップダウンに選手が翻弄されてしまい、出来るはずの成長も上手く出来なくなってしまう。

選手が成長する為に自らの覚悟を決めなくてはいけないように、選手をサポートする側の大人にもその覚悟が求められるという事だろう。

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【本物がボールを持つ力】

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ユーロ2012、スペイン対イタリア戦でのシャビの画像。

アタッキングゾーンでイニエスタからボールを受けたシャビに対して8人の選手がボールを取れる距離に居るが、その技術の高さから簡単に距離をつめる事が出来ずにキープされている場面。

まずイニエスタへのパスコース、ペドロやフェルナンド・トーレスへのパスコース、当然自分自身のシュートコースも完全に切られている為に右後ろにフォーローしていた、シャビ・アロンソへとボールを落としシュートへと繋がったがゴールには至らなかった。

ゴールへと繋がる確率が少しでも高いプレーの選択をする中で、決して安易なただのパスになる事はない。

パスを出された後の選手の置かれる状況すらイメージに入れている。

これをゴール出来なかった事でのミスと考える日本人は多いだろうが、ここから360度ボールを持てる技術を想像するのは難しい事ではない。

世界トップレベルのキープ力を持つシャビと、世界トップレベルのディフェンス能力を持つイタリア代表選手間のゴール前での一瞬の駆け引き。

決定的なパスをイニエスタに出させなかった事やシャビにシュートを打たせなかったのは、ディフェンス能力の高いイタリア代表の選手だからで、普通の相手であればシャビの技術があれば確実にゴールへと繋がっている場面だろう。

世界のトップで活躍する選手がしている何気ない一瞬のプレーの中でも、見方によってより多くを学ぶ事ができるはずだ。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

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【個を伸ばす?】

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「個を伸ばす」という言葉を口で言う事は誰にでもできる。

どんなに奇抜で斬新なトレーニングメニューや色々なサッカー理論を熱く語ったとしても、結局は指導者の経験値以上のものを伝える事はできない。

プロになれなかった指導者にはプロになる為のプロセスは伝える事ができない。

世界のトップレベルのプロフェッショナルな選手達と真剣に戦っていない選手には、それを伝える事ができない。

ワールドカップに出ていない人間には、ワールドカップに出る為の経験を伝える事はできない。

ブラジル人同士の会話の中で、「お前はワールドカップで優勝した事があるのか?」という事を何度も聞く事があった。

「偉そうに色々言っているが、お前は結局世界一になって言っているのか?」と。

一番シンプルで正しい事だと思った。

人に何かを伝えるという事は、伝える側の人間が自分の言葉にたいして責任を背負うという事。

特に育成年代の選手にとって指導者の言葉の力が持つ影響力は本当に大きい。

いい加減な言葉や中途半端な行動から選手が間違った方向へ進んだ時の責任はそれを伝える指導者にある。

こんな事を日々考えていると、自分が経験してきた事なんて本当に小さな事で指導者になんてとてもなれる人間ではないとすら思ってしまう。

それでも「サッカーで生きていきたい」というのは結局自分のわがままなのかもしれないが。。

そんな自分でもサッカーに関わっていけると自身に納得させる為には、いま目の前に居る選手達を100%確実に成長させる事で結果を残すしかない。

プロの選手からプロの指導者へと変わる覚悟を決めた瞬間から毎日そんな葛藤が頭から離れる事はない。

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【合宿と成長のタイミング】

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春、夏、冬、などの合宿に参加した後の選手の成長スピードはなぜ早いのか。

これは、ただ「楽しい」といった単純な事だけが選手の成長へと繋がる要素ではないと思っている。

日々のレッスンで一生懸命プレーをし、自分でも自主トレを欠かさずにひたすら練習を続けていても、どうしてもそのトレーニングや環境に「慣れ」や「疲れ」が出てしまう事はある。

いくら頑張っているつもりでいても実は頭や体は、その「慣れ」や「疲れ」によって時として自分の能力にブレーキのようなものを掛けてしまう事がある。

そこに良いタイミングで違った角度からの新鮮な感覚的な刺激を受ける事で全てがリフレッシュされ、その「慣れ」や「疲れ」というものが起きなくなるのではないか。

合宿に行った後の選手達は、バスでスクールに到着した後に疲れも感じさせずに、そのままコートに入ってボールを蹴ったりゲームを始めるほど、サッカーにたいするモチベーションがアップしてしまう。

サッカーがやりたくて仕方がない、ボールに触りたくて仕方がない、という意識は上手くなる為には一番大切なものだろう。

スクールでの日々のトレーニングと合宿という経験のタイミングに更なる選手成長のポイントがあるという事は言うまでもなく、これからも彼等が更に成長し続けていけるように様々な方向性を考えてチャレンジしていきたい。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

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【更なる成長の場所である為に】

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ジュニアユースチームの対外試合をおこないました。

選手ひとりひとりがベストを尽くしてプレーしていたと思います。

この日のゲームは、対戦をしてくれた指導者の方々の御理解や協力もあって、自分達がジャッジをして考え、相手をリスペクトできる環境下での試合をする事ができて非常に意味のあるものになりました。

通常この中学校3年間のサッカーは、小学生の年代以上に大人が色々な事にたいして介入してきて、選手が自分の力で考えてプレーをできる環境は皆無でしょう。

日本の育成年代の環境の中の大人達が勝手に作りあげた形に捕われるという事は、必ずしも選手達の成長に繋がる訳ではありません。

どんなに完璧に固められたように見える環境を作ったところで、選手達の自立を視野に入れた成長の為のコンセプトからズレているようでは何の価値もありません。

本来チームが有るべき姿とは、選手の成長の為であって周りに関わっている大人の自己満足の為ではありません。

育成年代の選手達にたいして、大人がどう関わっていくのかという問題は非常に重要です。

選手ひとりひとりが、技術面はもちろん精神面でも自立した選手へと成長できる環境を目指し、これからもサポートしていきたいと思います。

この度は、御協力頂きました皆様に心から感謝致します。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

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【合宿のゲーム】

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合宿では、たくさん試合をしてもらう。

色々な選手達やコーチチームとたくさん試合をする。

それは、やっぱりサッカーは試合をする事が一番楽しいから。

リフティングやトラップとキック、ドリブルなどのボール感覚をつかむ為の基礎技術トレーニングも、試合の中で自分が自由に考え判断してプレーする為のもの。

基礎技術が高ければ高いほど自分ができるプレーの幅は広がり、更に多くの事へチャレンジしていきたいという、更なるステップアップの為のモチベーションを得る事ができる。

中途半端な技術では、ストレスが溜まるばかりで何も楽しむ事はできない。

楽しむといっても、真剣に集中してプレーしている中での感覚的な充実感といった方が近いかもしれない。

目指す夢や目標が高ければどんなプレーにも満足する事はないし、常にストレスも掛かっているだろうが、それでも「その瞬間に今の自分にできるベストのプレーができているか」という事が唯一次のステップへと気持ちを繋ぐ事ができるモチベーションになる。

この、どんなに自分がきつい状態でも成長していくという目的の中での充実感に似た感覚というのは、本当に真剣にサッカーにたいして向き合っていない限り感じる事はできない。

自分には選手達の人生観を変えてしまうほどの衝撃を与える程のサッカーはできなくても、真剣に選手達と向き合ってプレーをして、ほんの小さな事でも感じてもらえたら、少しでも今よりもサッカーが上手くなりたいと思ってもらえたらそれでいい。


今回の合宿も選手達が成長に繋がる何かを得てもらえるようにベストを尽くしてプレーしたい。

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【2013春期合宿】

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4月2日、3日に2013年の春期合宿をおこないます。

更なる個の成長へ繋がる為に多くのプラス要素が詰まった合宿です。

スクールの中では日々厳しく指導する事も多いですが、

2日間の合宿では「上手くなる」と「楽しむ」という事が両立します。

そして自分の成長の為に、日々自分を守ってくれている家族が居る家を離れる。

そんな緊張感の中サッカーに集中できる良い環境に身を置く事で得られる感覚的な要素は合宿に参加する前と後では、自分が上手くなりたいと思う気持ちに大きく変化が現れます。

サッカーの本来の目的であるゲームを中心とした究極にシンプルな中で、プロの技術を体験してもらうコーチチームとのゲームや、他のスクールの選手達や違ったクラスの選手達とのゲームや交流の中で得られる物の大きさは計り知れません。

自分としても、普段接する事がないグランド外での選手の一面を見る事ができるので、ひとりひとりの選手の成長のさせ方に付いて新たに気付かされる事が多いです。

個の成長を短期間で得られるという事で、遠距離に住まれていて普段スクールに通う事ができない選手達も多く参加してくれています。

今回の合宿でも、ひとりひとりが確実に次のステップへと繋がる成長ができるように全力でサポートしたいと思っていますので、よろしくお願い致します。

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【暴走ドリブル】

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本当にボールを持てる選手は、自分の効き足からボールを離す事無く常に360度どんな場所へもボールを運ぶ事ができる。

そういったレベルに達するには、ボールをコントロールするというよりボールと一体になれる感覚の技術が必要なのかもしれない。

多くの選手達はドリブルというとボールを持った瞬間から前に突っ込んでいく事が多い。

その時に、ただ蹴って走るようなドリブルだったり、指導者から「ボールタッチは細かくたくさん触る事が正しい」と教えられていれば、何も考えずにただボールにたくさん触る事で、逆にボールは常に足から離れた状態になる。

どんなにスピードがある選手であっても、こんな暴走状態のドリブルでは何の意味もないし、ボールを持って常に変化する状況判断にたいして対応する事もできなくなる。

相手のディフェンス能力が低ければそれでも通用してしまうのだろうが、本当に能力の高いディフェンスと向き合った時には絶対にボールを持つ事は出来ない。

技術的にアバウトに指導されている選手が良いボールの持ち方になる事は絶対にない。

良いボールの持ち方を意識的に最初からできる選手も日本という育成年代の環境においては殆ど育たないので、それを自分で見せて明確なイメージとして選手に伝える事ができる指導者の存在は絶対に必要不可欠だ。

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【育成年代の怪我】

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スクールでは怪我に付いての相談を受ける事がある。

話を聞いていると、多くはチームの中での過剰なトレーニング方法や時間。

何時間も練習や試合をさせられたり、走り込みを小学生で強制的にやらせている。

先日あった話では、その選手は以前から足に痛みを抱えている事があり、スパイクやトレーニングシューズでの過度の負担を避ける為にジョギングシューズのようなクッション性の良い物を履いているのだが、「それはでは駄目だ、スパイクやトレーニングシューズを履け。」と言われている。

そして先日また足が痛くなったというので話を聞くと、最近走り込みをさせられて、その日から痛みが出たと言う。

痛みが出るのであれば、休むか走るペースを落とせないのか?という事を話したところ、タイムが決められていてそれ以下で走ると全員が罰で更に走らされるから難しいとの事。

完全に休まなくてはいけないほどの大きな怪我以外での痛みというのは、最終的には選手にしか分からない事だが、選手が置かれている環境の中でそういった事をすぐに指導者に話す事が許されないような根性論の中で常にプレッシャーを掛けられていれば、その痛みを改善していく事は困難になるだろう。

上手くさせる事ができないという指導者の力不足からくる過剰なトレーニングで起きるオーバーワークは選手にとって何のメリットもない。

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【イメージ】

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自分のサッカーのイメージは何から得ているだろうか?

昔に比べて、今は世界のサッカーをいくらでも見る事ができる。

でも、そんな世界のサッカーを常に意識して見ているという選手はどれだけ居るのだろう。

自分が子供の頃には、ダイヤモンドサッカーという番組が放送されていて週に一回の30分でしか世界のサッカーを感じる事はできなかったけど、毎週欠かさず見ていた。

ただサッカーが好き、選手が好きで見ていたというより、必ず自分が将来そこでプレーするというイメージを持っていたからこそ必死になって見た。

当然あっという間に時間は過ぎ、一週間後の放送まで毎日その時に見た選手のプレーをイメージしてサッカーに明け暮れていた。


自分が本気で世界に飛び出してプレーしたいという夢があるのなら、世界の選手達のプレーから色々な事を感じ、想像したり、考えたりする事で自分のイメージを作っていくのが一番良いに決まっている。


自分にとって世界で一番サッカーが上手い選手は誰だかイメージできる?

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【ブラジル】

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自分がブラジルに初めて行った年には、700人とも言われるサッカー留学生達が居た。

そして、そのほとんどがプロになる事ができずに挫折していった。

自分ひとりになり、世界最高レベルのサッカーと直接向き合った時の厳しさは想像を絶するものだった。

何も持っていない自分が、ブラジルでプロになりたいというモチベーションだけで行っているのだから当然だろう。

プロへの方向性を導いてくれる人なんて誰も居ない、ただ目の前にいるブラジル人に負けないように必死になって練習をするしかなかった。

そしてプロになったと言っても、プロになる前以上に厳しい環境になり、日々挫折感の記憶しか残っていない。

それでも何故か奇跡的に今もこうしてサッカーに関わらせてもらえている。

自分が知っている人で、ブラジルでプロになれた留学生は数人。

その中でもサンパウロ州のトップチームと契約できたのは、檜垣さんともう一人の友人だけ。

ブラジルで多くの留学生を見てきたけど、現実の厳しさを直接受け止めて必死になって戦った選手はプロになり、現実を受け止めきれなかった選手や自分がブラジルでも通用すると勘違いした選手達はプロになれなかった。


自分の認識の甘さ、命を掛けて戦うという事がどれほど大変な事なのかを経験したのが自分にとってのブラジルだった。

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【上手くなる事の難しさ】

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サッカーが上手くなる事、成長していく事。

これは努力さえすれば必ず可能な事だと思われている。

人は自然と子供から大人へと成長していく。

それと同じように、とにかく頑張りさえすればサッカーも自然と成長できると思われている。

しかし現実はそう簡単にはいかない。

身体的に成長はしていくものの、技術的な部分が間違った考え方やトレーニングをいくら続けたところで自然と成長していく事はあり得ないからだ。

大人になって身体能力が上がる事で、自分が上手くなった気になっているという勘違いをしている選手はたくさんいるだろう。

しっかりとした考え方とトレーニングを積み重ねたプロセスの上に成り立つ基礎を持たない選手の技術は確実に落ちていく。

本当に高いレベルに達していない技術というのは一瞬で消える。

どんなに努力して上手くなり続けていても、その努力を止めた瞬間にそれを全て失ってしまうと言っても良い。

それを感じている選手ほど技術が落ちるという事にたいしての危機感を常に持っているはずだ。

サッカーが上手くなるというのは簡単な事ではない。


正しい考え方、正しいトレーニング、それを可能にする努力を続けていかなくては成長する事は絶対にできない。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【見えなくなると】

グランドに入りプレーをして、自分に何が出来ていて、何が出来ていないのかしっかりと分かっている選手は少ない。

どんなに厳しいプレッシャーが掛かった状態でも、ボールをしっかりとコントロールしボールを持つ事ができているだろうか?

思い通りの場所にボールを止め、狙った場所へ正確に蹴る事が出来ているだろうか?

自分の技術の重要性を分かる為の努力をしていない選手は、グランドでボールをコントロール出来ずに起きている技術的なミスも何も分からないままただ時間が過ぎていく。

そうすると、自分がプレー出来なかった理由を、体が小さいとか、体が弱いとか、足が遅いとか身体的な部分でしかその理由を見付ける事が出来なくなる。

自分が成長する為に技術を上げるというプロセスをしっかりと経験した選手であれば、自分の技術の足りない部分へその理由を見出す事が出来るようになるはず。

選手として成長していく為には、自分の技術を上げていくプロセスから逃げる事は絶対にできない。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

プロフィール

毛塚 武文(けづか たけふみ)

毛塚 武文(けづか たけふみ)
1975年生まれ 埼玉県出身。
ブラジルのプロチーム、FCサンベルナードとプロ契約し、サンパウロ州選手権に出場。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンスを保有。
現在、明光サッカースクールで指導者として活動中!

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