Desafio

Category: コーチング   Tags: ---

【意味のある技術】

Peladaemfutesal.jpg

「ボールを持つ」

全ての技術に繋がるサッカーの基礎の部分である感覚。

この技術を具体的に伝える事ができる指導者はほとんど居ない。

なぜなら、自分がその感覚を知らないから。

自分に出来ない事を、人に伝える事は絶対に出来ないからだ。

そうすると、それがサッカーにおいてどれほど重要な事なのか気付かないままの指導者や選手が多くなる。

「ボールを持てる」「ボールを持てない」という違いがどこにあるのか。

「ボールを持てる技術」「ボールを持つ感覚」がどういうものなのか。

ボールを持てるようになると、自分のプレーにどんな変化が起きるのか。

ボールを持つという感覚を知らなければ、そこに繋げる為の技術の大切さは絶対に理解出来ないだろう。

「意味のある技術」と「意味の無い技術」の差も理解できない。

こういった事は、ブラジルやサッカー先進国の選手達は物心が付いた時に気付いているが、これはサッカーの本質の一部でしかない。

ボールを持つ意味を知っているのと、ボールを持つ意味を知らないのでは、スタートの時点で既に大きな差があり、成長という部分で大きな違いがあって当然だ。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【感覚の積み重ね】

messitrenocombola_20130926103246ad7.jpg

「サッカーの感覚」

特に「ボール感覚」という技術を具体的な言葉にするというのは難しい。

プロの選手ですら自分の感覚を上手く言葉で表現できないのに、育成年代の選手達にとっては尚更難しいだろう。

それでも成長していく為には、その感覚を意識できるようになっていかなくてはいけないが、正直頭で考えて悩んでいる暇があったら、ひたすらボールに触った方が良い。

ボールに触っていない状態で頭を使って考えても、そこに答えなんて出る訳がない。

自分が、なかなか成長できないと感じている選手の殆どは、ボールに触る時間が圧倒的に足りていないから。

ひたすらボールに触りながら、その感覚に意識を向けられるようにして、感覚を積み重ねていく事でしか「ボール感覚」という技術の成長はない。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【何の為の努力?】

IMG_1441.jpg

自分がサッカーを初めてから今まで「努力をした」と感じた事は一度も無い。

やって当たり前の事を普通にやっているだけだと思うし、自分自身の色々な部分と日々向き合った時には、常に何かが足りていないと感じているので「努力しています」なんて思った事がない。

「努力」という世間の言葉が、自分の中のプロセスとは一致しないところがある。

自分が目指すものを実現する為に努力をするのは当たり前。

成長する為のプロセスには、自分自身の努力が必要不可欠。

その努力は人に自慢する様なものではなく、自分自身だけのもので、それを誰かに知られる必要もない。

誰かに見られているから努力をしたり、自分はこれだけ努力しています、というものをアピールする為のものでもない。

目標を達成する為に必要なプロセスを人に伝える時に使う言葉としては、分かりやすいのだろうけど、「努力をしている」という自己満足の為の言葉であってはいけない。

プロのサッカー選手になれば、「勝利する」という結果が常に求められるが、これはスポーツに限らず、どの世界でも同じ事。

努力をしたけど駄目でした、という言い訳は一切通用しないだろう。

育成年代の選手達には、「成長する」という結果が求められ、そこに向かう為の「プロセスの質」が常に問われている。

自分が目指しているものへ向かって、当たり前の事を当たり前にできる選手になってほしい。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: 技術   Tags: ---

【ドリブラー】

garrincha_20130924234643b10.jpg

garrincha2_20130924234645ad5.jpg

「ドリブラー」という言葉を聞くと、ただドリブルを多くする選手を想像するだろうか?

ドリブルという技術は、サッカーにおいて全ての選手が状況に合わせて行わなくてはいけない技術のひとつで、「ドリブラー」という言葉が存在する事自体に異論を唱える人も居るだろう。

全ての状況に合わせたプレーをするのが良い選手の条件で、「自分が、こうしたいからする。」という事で、チームとしてのリズムや流れを崩すのは間違っていると。

それでも、自分の中ではやはり一番好きな感覚はドリブル。

当然、試合の流れを全く無視するのではなく、状況をしっかりと把握した中でチャレンジする事が大切になる。

グランドに立つ選手は11人、ひとりひとりに決められたポジションが存在する通り、全ての選手には個性があり、それを最大限に活かす為に存在するのがポジションだと思う。

もし、全ての選手が全く同じロボットの様であったら、全ての選手達のポジションをローテーションしても何も変化が起きないはずだし、試合で勝つ事を考えた時に個が最大限に活きる変化が相手にとっての脅威になる。

そんな、試合に活きる個のプレースタイルを考え、ドリブルが得意な選手という中でも、自分の中での「ドリブラー像」というのは、極限られた選手にしか当てはまらない。

簡単に言うと、ドリブルを状況に合わせてするのではなく、ドリブルをする事で状況に変化をもたらす事ができる選手、というのが自分の考えるドリブラーの条件で、技術やプレースタイルなどを考えると更に細かく絞り込まれる。

ただドリブルが好きだからと言って、ドリブラーになれるわけではない。。

それを可能にする選手としての資質を持っている事は重要だが、基礎技術が中途半端では持っている個性も全く意味がなくなってしまう。

選手としての基礎をしっかりと身に付ける努力を続ける事で、自分の個性を磨き、探し出してほしい。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: 技術   Tags: ---

【小指】

018.jpg

自分がボールを持つ時に一番多くボールに触る部分。

同じ場所でボールに触っていたとしても、当然状況によってその感覚は変化する。

それでも、 自分の中でのボールタッチと体の動きの連動を感じるひとつの基準は昔からこのドリブルだった記憶がある。

その時の体と技術と精神のコンディションが、良いのか悪いのか、自分の中で一番強く感じられるものがある。

自分の体や心の中にある根本的な感覚が、全く別のものへと変わる事はないのかもしれないが、技術の向上によって、そのクオリティを上げていく努力は絶対に必要だ。

そこに100%正解の答えを見付け出すなんて偉そうな事は言えないが、答えが分からないからこそ、成長をする為の努力を続けて行く事ができるのだろう。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【シンプル】

barrohutebolpelada.jpg

「上手くなる」というのは簡単ではない。

だからと言って、上手くなる為のトレーニングを複雑に考え過ぎて頭が混乱してしまっては何の意味も無い。

上手くなる為には、自分の技術レベルに応じて、ひとつひとつ段階を経て成長プロセスを正しく積み重ねていく事が最も大切。

実際に、サッカーはシンプルなスポーツ。

そのシンプルな部分を無意味に難しく考える事が全て正しいとは思えない。

特に選手が自分のレベルを上げる為には、とにかく「ボール感覚」を養う事から目を背けてはいけない。

試合の中で、ボールを「持つ」「止める」「蹴る」というプレーも、その感覚が高い選手ほど有利になり、そのベースが選手としての個性を形成していく。

そして、そういった技術は全て試合で活きてこそ意味がある。

「試合の中で活きるボール感覚を身に付ける」という意識を常に忘れずにトレーニングに取り組んでほしい。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【言葉の重み】

2013innakano003_201309191008518c6.jpg

2013innakano002_20130919100853c52.jpg


誰が何を言うのか。

同じ言葉を言っていても、誰がその言葉を発しているのかによって、その価値も意味も大きく変わる。

それは、それを発する人の生きてきたプロセス。

本物が発する言葉。

偽者が発する言葉。

自分自身が本物になる為の努力をしていれば、それを見極める事はできるはず。

誰が何を言っているのか、騙される事なく、しっかり感じ取れる準備は出来ているか?

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【限られた時間】

JosepGuardiolatecnico.jpg

JosepGuardiolaMessi.jpg

JosepGuardiolaBarcelonaTraining.jpg

JosepGuardiolaJogarodZidane.jpg


「プロのサッカー選手」

サッカーをしている選手であれば、誰もが憧れる夢だろう。

あたりまえの事だけど誰もがその夢を簡単に叶えられるわけではない。

もし、プロのサッカー選手になれなかったとしても、自分の中で精一杯の努力というプロセスは、その後の人生にとって大きなプラスになる事は間違いない。

命懸けになって、「必死で努力をする」という事に無駄などない。

が、、、ここで終わりにしてしまってはプロの指導者の価値は無いと思っている。

なんとなく頑張らせる、というだけなら誰にでもできる。

それで、成長するのも、成長しないのも、選手の能力次第という言い訳は通用するだろうか?

「プロの指導者」この言葉の意味は本当に重い。

限られた時間の中で、選手の持っている能力を的確に見極め、それを最大限に引き出し成長させる。

夢を具体的に追いかけられるような、将来に繋がる自立した選手へと成長させる事。

しかし、成長する為に掛けられる時間は永遠にある訳ではない。

選手として重要な基礎を最も多く吸収ができる育成年代の時期に何が出来るか。

この限られた時間の中で、どれだけ良い刺激を受けられるかによって選手の将来は大きく変わる。

元プロのサッカー選手だったから、という過去の貯金だけで選手を成長させられるほど甘い世界ではない。

サッカーに関わる者として、「プロの選手」「プロの指導者」と関係無く、成長し続ける為に戦い続けていく覚悟を持った人間だけが生きていける世界だと思う。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【独りでボールに触る時間】

blog179_20130916220832c82.jpg

「サッカーが上手い選手」=「ボールを完璧にコントロール出来る選手」

こう考えるのは普通だと思っていた。

自分の中では、「上手くなる」という事と「ボール感覚」の向上は同じ意味を持っているので、こういった事を考えるのはごく普通な事だと思うが、「上手くなる」という事の意味が技術的な部分の向上へと繋がらない選手達も多い。

「ボールを持つ」「ボールを止める」「ボールを蹴る」こういった技術的な「ボール感覚」は、ただ何も意識せずにトレーニングしていても向上するものではない。

高いモチベーションや向上心、想像力だけではなく、自分が持っている、ありとあらゆる感覚を研ぎすませる事が出来ないと向上させる事は難しい。

日々、指導者にやらされているだけのトレーニングではなく、自分で考える事ができる自主的なトレーニングをする。

特に独りでボールに触る時間を作り、自分の技術と向き合う事で得られる感覚は、成長していく為には必要不可欠。

上手くなる為に、自分の技術と正面から向き合ってみよう。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: 未分類   Tags: ---

【ドリブルの記憶】

DRBL.jpg

自分がサッカーを初めて体験したのは小学1年生の時。

引っ越した先で、近所に住んでいた小学生の仲間に入れてもらう為に、ストリートサッカーに入れてもらったのがスタートだった。

場所は、5メートル幅くらいの砂利の坂道。

そこで、なんとなくボールを横っ飛びでキャッチする感覚が好きでゴールキーパーをしていた。

次に残っている強い記憶は、自分でボールを持ってドリブルをした時の感覚。

それがボールを手でキャッチするより気持ちよくて、気が付いたらキーパーを止めていた。

上手くなる為の練習なんて一切分からず、マラドーナやペレ、プラティニにラウドルップ、そんな選手達のようになりたくて毎日ボールに触っていた。

正直、リフティングなんて全く出来なかったし、めちゃくちゃ上手いやつがやる練習だと思っていたので、自分ではひたすらドリブルの練習だけをしていた。

なんとか友達を無理矢理集めて、学校の校庭や近くの公園でボールが見えなくなるまでひたすらゲームをやって、1人の時はマラドーナやペレをイメージしてドリブルを続けた。

自分のサッカーのスタートの記憶はボールを持つという感覚で、それは昔も今も変わっていない。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【成長の時期】

IMG_1470.jpg

2013ADV2T005_2013091519571249b.jpg

20130827ADVT013_2013091519571061b.jpg

厳しい暑さも一段落して、少しずつ秋に近づいて来たようです。

毎年、秋から冬に掛けて気候的にも体を動かすのが楽になり、暑い夏を頑張ってトレーニングを積み重ねて来た選手達が飛躍的に成長できる時期でもあります。

ある意味ここから2ヶ月〜3ヶ月は、選手にとって急成長のチャンスとも言えます。

日々のトレーニングは勿論、一人でボールに触る時間の中での集中力も変わります。

自分が見ている中では、既にその成長の兆しは選手達に現れ始めていますが、頑張っている選手達の努力の成果は、これから間違いなく目に見えて分かる形となってくる事でしょう。

これからも、自分が成長するまで努力を決して止めないでチャレンジを続けていきましょう。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【覚醒】

pelada-1.jpg

「目を覚ませ!」 「目を開けてしっかりと見ろ!」

ブラジル人達に言われた中で、今でも強く印象に残っている言葉のひとつ。

その時は、その深い意味は理解出来なかったが、今は少しだけ分かる。

「目の前で起きている物事に対してしっかりと正しく理解しろ」と言いたかったのだろう。

そして、その物事を正しく見る事ができない、という事がどれだけ自分にとって不利になるのかという意味を伝えたかったのではないだろうか。

守られた日本という世界から来た日本人と、常に自分1人の力で命懸けで生きているブラジル人とでは、その目に映るものが全く違っているし、その瞬間に何が起きているのかという事を見逃していては生き残っていく事が出来ない。

人は本当に追い込まれた時に、覚醒する事ができるのか?

それは、厳しい環境なのか、高いプレッシャーなのか?

何が正しくて、何が間違っているのか?

いまの自分にそれが可能なのか?

自分が成長し続けていく為には、そういった事を自問自答する日々から逃げる事は絶対に出来ない。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【落ちていくスピード】

bola.jpg

能力が上がるスピードと能力が落ちるスピードは、どっちが早いのか。

今までの自分の経験と感覚の中で感じているのは、能力が上がるスピード以上に、能力が落ちていくスピードの方が早いという事。

全ての部分で自分の限界を超えて成長していく為には多くの時間と努力や忍耐力が必要とされる。

それとは反対に、自分が積み重ねて来たものを失うまでの時間は本当に一瞬で、何も考えずに楽をして過ごしていればあっという間に今までの努力は水の泡となる。

自分の限界を伸ばし成長し続けていくという事が、どれほど大変な事なのかは、それを経験していなければ絶対に分からない。

それでも一歩一歩前に進み続ける為には、落ちていくスピード以上に早いスピードで成長していくしかない。

「いま自分が何をすれば成長できるのか?」

考える事ができたのなら、すぐに行動しよう。

感じる事が出来る「感性」、考える事が出来る「頭」、実行に移す事が出来る「行動力」

こういった内面的な部分は、「足の速さ」や「体の強さ」以上に、良い選手になる為に必要な要素だと思っている。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【成長を実感する】

20130820ADVT021_20130910235855ea8.jpg

どんなに厳しいトレーニングをしていても、それを越えた時に「自分が上手くなれる」「成長できる」という可能性を選手が感じられる、という事は大事。

選手が自身の成長にたいして「何も見えない」「何も分からない」という状態で、常に高いモチベーションを持続的に持ち続けろと言う事は難しいだろう。

どんなに小さな事だとしても「自分が成長している」という実感を持てるかどうかで、更に成長していく為の努力を続ける活力になる。

本来であれば、育成年代の時期にしっかりとした指導の元、成長プロセスを経験し実感していくのが理想だと思う。

しかし、選手の基礎が形成される最も重要な時期である育成年代の日本の環境は良いとは言えないし、間違った指導者も多い。

理不尽な指導者、理不尽な環境、理不尽に感じる事はあると思うが、自分の実力の無さをそういった環境のせいにしてしまっては、全てがそこで終わってしまう。

「成長する」というのは、どういう事なのか?

どんなに難しい環境であっても、「成長する為には、どうしたら良いのか?」という事を常に考え、それを実現する為の努力ができる選手を目指してほしい。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【基準】

xavi2_20130910011204afe.jpg

自分の技術が、ゲームの中で通用しているのか?という基準はなんだろう。

「ドリブラー」や「パッサー」と、プレースタイルに付いて色々と言う前に、ゲームの中で、自分がボールを持てているのかを考えてみよう。

もし、ボールを持つ事が出来ないというのであれば原因はそこにある。

ボールを持つ事ができない原因の99%は技術的な部分と言っても良いほど。

自分が目の前にあるボールをコントロールする技術が無ければ、良いボールの持ち方をする事ができずにミスをしてしまう。

ゲームの中では、様々な相手選手のプレッシャーを常に受けながらボールをコントロールする事が求められる。

プレッシャーが掛かっていないトレーニングの中で起きる些細なミスは、ゲームの中では確実に大きなミスになって返って来る。

ゲームの中で、どんな状況でもボールを持てる選手になる為には、自分の技術を向上させる事に対して常に高い意識を持ち、良いボールの持ち方を考え、イメージし続け、諦めずにチャレンジする、という積み重ねが大切だ。

「ボールを持てているか?」という基準から目を背けたら絶対に成長する事はできない。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: 技術   Tags: ---

【完璧を目指す】

RonaldinhoBrazilTraining001.jpg

RonaldinhoEnglandBrazil001.jpg


「ボールを自分のものにする感覚」「ボールとの一体感」

サッカーは、目の前にあるボールを、どんな状況であっても完璧にコントロールできる選手が、最も優れた選手になる可能性を与えられる。

トレーニングだろうが、試合だろうが関係なく。

トレーニング以上に試合でのボールコントロールが難しいのは、様々な状況の変化や、プレッシャーに対応しなくてはいけないからで、技術の根本が全く別のものに変わるわけではない。

完璧な技術を目指す為には、誰よりも自分自身が自分自身に対して厳しくなくてはいけないし、ボールタッチやステップはもちろん、体の動きが数ミリのずれていたとしても、それに気付く繊細な感覚を持てなくてはいけないだろう。

アバウトな技術や自分自身に対しての甘えがあっては絶対に届かない世界がある。

少なくとも自分がプロになったブラジルの選手達は、生まれた瞬間から、それが出来なくてはプロの選手になる事が出来ない環境に居る事を知っている。

想像力が有る選手であれば、技術向上や自分の成長に終わりや限界は無い、という事を感じられるはず。

完璧な技術を目指す覚悟を決める、という事は、「一生掛けて成長し続ける」という覚悟を持つという事になるだろう。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【チームプレーという言葉】

FCbarcelona.jpg

選手は常に自分の力をグランドの上で発揮する事を求められる続ける。

「サッカーはチームプレーのスポーツ」という言葉をすぐに出す指導者がいるけど、その言葉がもし「自分に足りない部分を補う」という目的を最初から意味しているのなら疑問に感じる。

どんなスポーツでも個の能力が最も重要で、一人の選手として自分の力でどんな状況でも切り開いていくという覚悟を持てなければ本当の意味での成長は出来ない。

特に自分の能力の限界を伸ばす為には、そういった覚悟がなくては絶対に無理だろう。

そんな自分の能力の限界も未知数な育成年代のうちから、チームプレーという言葉で人に頼る事を強制する事に意味はあるのだろうか?

日本代表の試合を見ても、選手達や監督が「日本は世界と個の力では対等に戦えないからチームプレーで戦う」と言っている。

この本当の意味を誰が理解しているのか?

「個で負ける」という事実は選手にとって最も屈辱的な事。

グランドに立っている選手達は、常に自分の力の無力さに打ちのめされる。

それでもプロであれば戦わなくてはいけない状況の中で、自らを奮い立たせる為に仕方なく言う言葉でしかなく、代表監督にしても現状で使える選手達の中で「どう戦うか」という事を考える立場以上でも以下でもなく、これは育成年代に当てはめられる事ではない。

それを、最初から「日本の強みはチームプレー」と勘違いする育成年代の指導者達が、選手達にチームプレーを強制してしまったら、選手達はどうなるのかを想像する事は難しくない。

基礎技術も無い選手達に、バルセロナのようなパスサッカーを真似させようとするのも典型的な例だと思う。

自分が子供の頃からドリブルに拘っていたのは、「ボールを持てないから逃げてパスを出す」という感覚が常に負けている気がして本当に嫌だったから。

選手にとって、「覚悟を持って自分の技術と力でボールを持つ」というプレーは、将来に繋がる個の成長の第一歩であり、その先にしか本当の意味でのチームプレーは見えてこない。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【自分に出来ない事】

IMG_1522.jpg

NTGS004_20130904100512186.jpg

NTGS007_20130904100514ae3.jpg

NTGS008_20130904100515af1.jpg

自分に出来ない事、自分に出来ないプレーの感覚を深く理解する事は出来ない。

想像力を膨らませ、机の上でどんなに勉強したとしても、その感覚を同じように理解する事は不可能だ。

人の言葉を聞いただけで、その意味を表面的に分かった気になる事は誰にでもできるかもしれないけど、それでは本当の意味を理解したとは言えないだろう。

自分に出来ない事や、その感覚を知る為には、「見る、聞く、感じる」と言った事から、それを自分のものにする為のトレーニングというプロセスが必要で、目指すものが高ければ、その意味を理解する為のプロセスも難しくなる。

自分自身も、成長する為に「見る、聞く、感じる」と言った事の意味を少しでも理解し、吸収するプロセスでは苦しんだし、実際に今でもブラジルに居た頃に分からなかった言葉の意味や感じた感覚を今になって思い出して、「もしかしたら、こういう意味だったのかもしれない。」と考える事も多い。

出来ない事が出来るようになるという事は簡単な事ではないが、成長を続けられる選手ほど、それを何とか自分のものにする為の努力というプロセスで苦しんでいるのは確か。

すぐになんでも理解した気になるのは簡単で苦しむ必要もないのかもしれない。

そして歳を取るほど、こういった苦しいプロセスを避けたいと感じるのか、自然とこういった考え方になりやすいというのも、成長が遅くなる原因のひとつだと思う。

育成年代の選手達は、大きな夢や希望、モチベーションも高く、頭も柔軟なはずだ。

自分に出来ない事から、どんな形であっても逃げないで戦ってほしい。

選手達が出来ない事を出来るようにする為に、いま自分はこの場所に居るし、成長する為に経験する努力という苦しみのプロセスは必ず価値があると約束する。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: 技術   Tags: ---

【シューズ】

ekiden1.jpg

ekiden2.jpg

シューズは自分とボールを繋ぐ最も大切なモノ。

素足でボールに触る感覚が一番だけど、その感覚を違和感なく伝えてくれるシューズが自分にとってベスト。

フットサルコートでは、スパイクが使えないので最初はトレーニングシューズを使っていたけど、今はランニングシューズを好んで履いている。

徐々に自分の足に馴染んでくるので、毎回壊れる限界まで履き潰している。

こういったシューズの壊れ方は、「自分が何を意識してプレーしているのか。」というプロセスと結果を表しているようで、最近そのシューズの壊れ方の変化に気が付いた。

軸足と利き足の壊れ方が明らかに違うし、自分でもなんでこういった壊れ方をしているのかを想像する事ができる。

そう言えば、ブラジルの選手達もボロボロになるまでシューズを履いていた。

彼等がどんな感覚でボールに触っていたのか、少しでも近づいていきたい。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【ボールを持つイメージ】

futebol_rua.jpg

「ボールを持つ」という感覚を日本の育成年代で自然と学ぶ事は難しい。

「ボールを持つ感覚」を知らない指導者が殆どなので、逆に「ボールを持ち過ぎるな」という言葉を多く聞くほどだ。

技術も未熟な育成年代でボールを持つ感覚を覚えないで、どうやって選手としての基礎を作っていくというのだろう。

世界中の選手達の育成年代は、世界レベルの選手達のプレーを実際に自分の目で見て感じ、ストリートや遊びの中で見たプレーを真似をする事で、自然と選手としての基礎的な感覚を身に付けていく。

そこにサッカーを知らない大人のしがらみなんて介入しない。

例えばブラジルで、仮にサッカーが下手な人が、いくら偉そうにサッカーを語ったところで、誰もその人の話を聞こうとは思わないから悪い影響を選手が受ける事は殆どと言っていいくらい無い。

シンプルな事だけど、何が良くて何が悪い事なのかを、多くの人達が理解している。

「ボールを持つ」という部分は、サッカーの根本、それが出来なければ何にも楽しくはないはずだが、その部分すら曖昧にされている。

もし2人の子供が1つのボールを持って向き合ったら何をする?

日本では、向き合ってボールを蹴り合う事が殆ど。

ブラジルでは、間違いなく1対1でゲームを始めるだろう。

スクールの中では、良いボールの持ち方を覚える為の考え方や技術を教えているけど、本来そういったものは全て自然の中で正しく出来ていく事が望ましい。

もし、そういった日が日本に来るのなら、世界のトップで本当の意味で活躍出来る日本人が現れる可能性は充分あると思っている。

ボールを持つイメージとは1日で覚えられるほど単純なものではなく、その国に受け継がれて来たサッカーの歴史が凝縮されたプレーであるとも言えるだろう。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

Category: コーチング   Tags: ---

【出来ない事を教える?】

1255025227_medium_20130830091324e0f.jpg


「パスを出せ!」「ドリブルをしろ!」「こうやって動け!」「考えろ!」「声を出せ!」あれをやれ、これをしろと、自分が出来もしない事を偉そうに教えている指導者が日本の育成年代の環境にどれくらいいるのだろうか。

どこからどう見てもサッカーが下手なのに、自身を持って「指導者です。」と言う。

指導者という立場にあぐらをかいて偉そうにしている態度は何様のつもりかと思う。

自分は子供の頃こういった指導者達にたいして常に不信感を持ち、信用する事も出来なかったのでチームには入らず自分でトレーニングをしていた。

そういったボールを蹴る事ができない指導者にサッカーを教わる選手達はどうなるのか?

成長できないばかりか、間違った指導をされれば下手になっても当然だろう。

マニュアルだけで選手が育つほど育成というのは単純で簡単なものではないし、サッカーに限らず人に何かを伝えるという事は本当に難しい。

素晴らしい技術を持っていたプロの選手達ですら、サッカーに携われずに生きている人達の事を多く知っている。

日本だから許される?

日本の環境だから仕方がない?

こういった環境が変わらないうちは日本のサッカーが世界に通用する事は絶対にないし、本当の意味でそういった選手が日本から育つ事はない。

では、選手はどうしたら良い?

自立した成長ができる選手になる為には、自分の目の前で何が起きているのかを周りに流される事なく正しく感じ、客観的に考え、冷静に行動する力が求められる。

日本の育成年代の環境の現状をしっかりと把握したうえで、日本人だからとか、環境が駄目だから、と諦めず自分で1人の選手として強く成長していこう。

テーマ : サッカー    ジャンル : スポーツ

プロフィール

毛塚 武文(けづか たけふみ)

毛塚 武文(けづか たけふみ)
1975年生まれ 埼玉県出身。
ブラジルのプロチーム、FCサンベルナードとプロ契約し、サンパウロ州選手権に出場。
FIFA(国際サッカー連盟)公認コーチライセンスを保有。
現在、明光サッカースクールで指導者として活動中!

最新コメント
最新トラックバック
スポンサーリンク
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR